カスタム還元率

1. ターゲットを絞った還元率で広告コンバーションを最大化する

リワード広告はユーザーの時間とゲーム内コンテンツとのバランスが効果的な提案ができているかにかかっています。ユーザーは動画を観る、広告のアクションを実行する、またその他の広告との関わりに時間を費やすかわりに仮想通貨を得ている空です。

しかしながら、ユーザーにより仮想通貨への価値のおき方は異なります。例えば、年齢層の高いユーザーは大量の仮想通貨が既にあるかもしれません。また、広告をコンバーションした事のない新規ユーザーはコンバーションがどの程度簡単化がわからないかもしれません。

カスタム還元率を使えば、こうしたユーザーをターゲットにして、広告のコンバーションから得る収入を仮想通貨に返還する割合を変更できるようになります。

2. 設定方法

カスタム還元率設定はオファーウォールプラスのVC Rewardの箇所で設定できます。

  1. "デフォルト"になっている還元率を、“カスタム” をクリックして切り替えます。
  2. 目的とする倍率をテキスト入力欄に入れます。

倍率はオファーウォールプラスのオファーに適用される還元率を決めます。例えば、仮想通貨のデフォルト還元率が$1 = 100 だった場合、倍率に2を設定すると$1の広告収益が発生するオファーは仮想通貨200として表示されます。

3. ターゲットは誰にすべきか?

通常より多くの仮想通貨を与える事が効果的なユースケースがいくつかあります:

  • 年齢層が高く、仮想通貨残高が多いユーザー: ユーザーが既に1,000,000コインを持っていた場合、20コインのリワードにはあまり魅力を感じないでしょう。倍率を高くすれば、そうしたユーザーもより多くの広告を実行する気になるかもしれません。
  • 広告未経ユーザー: オファーを完了した事のないユーザーはオファーの価値がよくわからなかったり、ほとんどのオファーがどれだけ素早く簡単に完了できるか分からない可能性があります。こうしたユーザーに高い還元率を設定すれば、試してみようという気にさせられるかもしれません。
  • 非課金ユーザー: アプリ内購入(IAP)をほぼする可能性のないユーザーは、アプリ収益のほぼすべてが広告収入となります。こうしたユーザーにより高い還元率を設定すれば、こうしたユーザーにより多くの広告をコンバートする(結果としてより多い広告収入を得る)動機付けになります。こうしたユーザーはIPAに関するイベントに反応しないため、こうした施策がIAP施策を邪魔する可能性はほとんどありません。

4. よくある質問

カスタム還元率ごとに個別のコンテンツカードを作る必要がありますか?

はい。各オファーウォールプラスのコンテンツカードはそれぞれ個別の還元率設定を持っています。これにより、Tapjoyの強力なターゲティング機能を使って適切なカスタム還元率をユーザーコホート別に指定できるようになります。既存のオファーウォールプラスのコンテンツカードの編集画面で"コピーし作成する"機能でコピーし、コピーしたコンテンツカードのカスタム還元率を変更する事をおすすめします。