更新ガイド

このガイドはTapjoy SDKのバージョンをアップデートする場合に必要となる手順を記述します。衝突や不具合を避けるために、すべての手順を実行する事をお勧めします。

下記に、Tapjoy SDKの各バージョンにおいてアップデートに必要となる追加の手順を記載します。

14.2.0

  • 非推奨となった TJPlacement didClick コールバックの使用箇所を削除して下さい。このメソッドは次のメジャーバージョンの更新で削除されます。また、このリリースでは何の動作もしません。
  • 非推奨となった getSupportUrl メソッドの呼び出しを削除して下さい。このメソッドは次のメジャーバージョンの更新で削除されます。また、このリリースでは何の動作もしません。

14.0.0

  • 非推奨のメソッド [Tapjoy trackPurchase]trackPurchaseWithCurrencyCode:(NSString *)currencyCode price:(double)price に置き換えて下さい。

13.4.0

あらたに connectWarning コールバックを追加しました。これは connect 中に致命的でない問題が 発生した場合に呼ばれ、その後に connectSuccess も呼び出されます。現時点ではこの機能は ConnectFlags で指定した UserId に問題がある場合にのみ呼び出されます。

Objective-C
Swift
[[NSNotificationCenter defaultCenter] addObserver:self selector:@selector(tjcConnectWarning:) name:TJC_CONNECT_WARNING object:nil];

- (void)tjcConnectWarning:(NSNotification *)notifyObj 
{
    NSError *error = notifyObj.userInfo[TJC_CONNECT_USER_INFO_ERROR];
    NSError *underlyingError = error.userInfo[NSUnderlyingErrorKey];
}


13.2.0

Connect (初期化)

connectFailure コールバック に エラーコード と エラーメッセージ を追加しました。既存のコールバックは非推奨となりましたが動作します。

Objective-C
Swift
NSError *error = notifyObj.userInfo[TJC_CONNECT_USER_INFO_ERROR];
NSInteger code = error.code;
NSString *message = error.localizedDescription;
NSString *underlyingErrorMessage = underlyingError != nil ? [NSString stringWithFormat:@" - %li %@", underlyingError.code, underlyingError.localizedDescription] : @""; 

最大ユーザーレベル

ゲーム内でのレベル数を設定できるようになりました。connect 前、後 どちらでも設定ができます。

Objective-C
Swift
[Tapjoy setMaxLevel:10]; 

ユーザーセグメント

現在アプリを使用しているユーザーの種別をアプリから設定できます。connect 前、後、およびアプリセッションの最中に設定できます。

Objective-C
Swift
[Tapjoy setUserSegment:TJSegmentVIP];
[Tapjoy setUserSegment:TJSegmentPayer];
[Tapjoy setUserSegment:TJSegmentNonPayer];
[Tapjoy setUserSegment:TJSegmentUnknown]; 

エントリポイント

request content を呼び出す前に、プレイスメントコンテンツのエントリポイント を設定できます。これはアプリ内のどこからプレイスメントが表示されるかを示します。複数あるプリセット値の中から選択できます。

Objective-C
Swift
TJPlacement *placement = [TJPlacement placementWithName:@"myPlacement" delegate:nil];
[placement setEntryPoint:TJEntryPointMainMenu];
[placement requestContent]; 

// 指定可能な値
TJEntryPointUnknown // 設定をするのではなく、設定されていた値を削除します
TJEntryPointOther
TJEntryPointMainMenu
TJEntryPointHud
TJEntryPointExit
TJEntryPointFail
TJEntryPointComplete
TJEntryPointInbox 
TJEntryPointInitialisation
TJEntryPointStore 

仮想通貨

  • 仮想通貨に対する get/spend/earn はマイナスの値を受け付けなくなりました。
  • 自社管理仮想通貨を利用している場合にTapjoy管理仮想通貨のAPIを呼びだした場合、エラーが返るようになりました。

プレイスメントを作成する際にユーザーの仮想通貨の残高を指定できるようになりました。requestContent の呼び出しよりも前に指定する必要があります。

Objective-C
Swift
TJPlacement* placement = [TJPlacement placementWithName:@"placementName" delegate:nil];
[placement setBalance:100 forCurrencyId:@"1234" withCompletion:^(NSError * _Nullable error) {
    if (error != nil) {
        //Failure
        NSString *message = error.localizedDescription;
    } else {
        //Success
    }
}]; 

また、各プレイスメントに対してユーザーが目的を達するのに必要な仮想通貨の量を指定できるようになりました。

Objective-C
Swift
TJPlacement* placement = [TJPlacement placementWithName:@"placementName" delegate:nil];
placement setRequiredAmount:100 forCurrencyId:@"1234" withCompletion:^(NSError * _Nullable error) {
    if (error != nil) {
        //Failure
        NSString *message = error.localizedDescription;
    } else {
        //Success
    }
} 

12.8.0

Tapjoy SDKは XCFramework を使用するようになり、リソースバンドルを別途必要としなくなりました。Tapjoy.xcframework を追加する前に、Tapjoy.framework および TapjoyResources.bundle を削除して下さい。