Tapjoy ダッシュボード に、Tapjoy の実装を手順を追って説明する 実装ガイド が組み込まれました。従来通り、この実装ガイドにしたがって実装を進める事も可能です。最後に登録したアプリの実装ガイドを直接参照するか、Tapjoy ダッシュボードでアプリを選択し、「ツール」メニューのドロップダウンから「実装方法」を選択してください。
Mavenを利用すれば、アプリの build.gradle ファイルに数行書き加えるだけでTapjoyを実装できるようになります。 Tapjoy を利用する場合には、アプリの build.gradle に下記のように付け加えます。使用するTapjoy SDKのバージョンに合わせてバージョン番号を修正して下さい。:
repositories {
maven {
name "Tapjoy's maven repo"
url "https://sdk.tapjoy.com/"
}
maven {
name 'Google'
url 'https://maven.google.com/'
}
}
dependencies {
implementation 'com.tapjoy:tapjoy-android-sdk:13.0.1'
}
以下の Permission を設定します:
ACCESS_WIFI_STATE
(任意)また、アプリのアクティビティのマニフェストに configChanges を指定するようにして下さい:
android:configChanges="orientation|keyboardHidden|screenSize"
この時点でプロジェクトのコンパイルが可能です。アプリをコンパイル、実行してアプリが正常に動作する事を確認してみるのも良いかもしれません。まだアプリのコードに何も手を入れていないため、アプリにエラーが発生したり動作が変わる事もないはずです。
Tapjoy 12.9.0 は play-services-ads
v17.1.0 を含みます。 このバージョンの play-services-ads
は AD_ID
パーミッションを含みますが、このパーミッションは Google Play ファミリー向けプログラム に加入している場合には削除しなければなりません。
マニフェストに以下の記述を追加すれば、このパーミッションを排除できます:
<uses-permission android:name="com.google.android.gms.permission.AD_ID" tools:node="remove"/>
詳細は こちら をご参照ください。
次に、Tapjoy connect をアプリに実装します。 これにより、アプリからTapjoy SDK を"起動"します。
Tapjoy connect の実装は非常に重要です。この実装が正常に行われていない場合、Tapjoyの機能がいっさい動作しなくなるからです
Tapjoy connect を実装するためには、実装を行うアプリのTapjoy SDK Keyが必要になります。この値を取得するには Tapjoyダッシュボードで実装するアプリを選択肢、"設定" - "アプリ設定" をクリックします。画面下部の SDK Keyの箇所に各プラットフォームのSDK Keyが表示されています。
コードを実装して行きます。 Tapjoy を Activity にインポートします:
import com.tapjoy.Tapjoy
次に、メイン Activity の onCreate() メソッドに Tapjoy connect を実装します:
Hashtable<String, Object> connectFlags = new Hashtable<String, Object>();
connectFlags.put(TapjoyConnectFlag.ENABLE_LOGGING, "true"); // 用アプリではこの設定を外す事
Tapjoy.connect(getApplicationContext(), "SDK_KEY_GOES_HERE", connectFlags, new TJConnectListener() {
@Override
public void onConnectSuccess() {
this.onConnectSuccess();
}
@Override
public void onConnectFailure() {
this.onConnectFail();
}
});
サンプルコードの全体は、SDKに同梱されている 'EasyApp'をご参照ください。
connectFlagsの詳細に関してはJava SDK Referenceをご参照ください。
パブリッシャーにとって ENABLE_LOGGING および USER_ID の二つが重要かつ有用なフラグです。 AppLaunch システムプレイスメントで 適切な User ID を設定するには、USER_ID を connect の時点で設定する必要があります。 Push2Earn プレイスメントを利用する場合にも、プレイスメントを取得する前に指定しておく必要があります。
いくつかのコネクトフラグは、TapjoyがAndroid OSから得られる各種IDをどのように使用するかをパブリッシャーが制御できます:
アプリをコンパイルして、実行してみて下さい。
apjoy ダッシュボードで 画面上部のナビゲーションバーにある"アナリティクス" をクリックし、画面左の "リアルタイムレポート"タブをクリックして表示される画面で"アクティブユーザー数"が反映される事を確認して下さい。
これでTapjoyがアプリで起動するようになりました。