デバイス広告ID

AppleとGoogleはそれぞれ違うAdvertising IDを持っており、TapjoyはAppleとGoogleの広告ID利用ポリシーに準拠しています。iOSデバイスではApple Advertising Identifierが使われ、AndroidデバイスではGoogle Advertising IDが使われています。

1. iOS

Apple App Storeにアプリを登録する際にAdvertising Identifier(IDFA)の使用用途を聞かれます。TapjoyはどのようにIDFAを使ってますか

IDFAは開発者が広告表示時端末を特定する為に使われます。そして開発者はそのユーザをターゲットに特定の広告を表示できます。ターゲティングは匿名で個人情報を一切取得しません。
表示される登録確認ページには幾つかのチェックボックスがあり、IDFAをどのように使用するか選択する必要があります:

  • アプリで広告を表示する。(Serve Advertisements within the app)
  • このアプリのインストール広告を出稿する。(Attribute this app installation to a previously served advertisement)
  • このアプリの特定アクション(チュートリアル完了、Level 2をクリアなど)の広告を出稿する。(Attribute an action taken within this app to a previously served advertisement.)

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アプリにTapjoy以外の3rd PartyのSDKを搭載した場合、それらの使用用途にも責任を持たなければなりません。使用用途についてはSDK提供者にご確認ください。

Tapjoy SDK(及び旧5Rocks SDK)はTapjoyが提供する広告のコンバージョンをトラッキングする為にIDFAを使用します。そして、上記三つの使用用途すべてが該当します。他にTapjoy SDKはユーザの"追跡型広告を制限する"の設定に準じて動作します。

Tapjoy SDKを利用しアプリでマネタイズする場合は#1をチェックしてください。

Tapjoy SDKを利用しアプリインストールと特定アクションの広告を出稿する場合は#2と#3をチェックしてください。

Tapjoy SDKを利用しアプリのアナリティクス分析をする場合(旧5Rocks SDKを利用しアナリティクス分析をする場合を含む)は用途に応じて#2或いは#3、もしくはその両方をチェックしてください。

Apple App Storeにアプリを登録する際に、次のエラーが発生します:

“Improper advertising identifier [IDFA] usage. Your app contains the Advertising Identifier [IDFA] API but your app is not respecting the Limit Ad Tracking setting in iOS.”

このエラーはどのように解決しますか?

2014年4月26日、Appleは自動的にアプリの妥当性を確認できるような機能を追加しました。この妥当性チェックはアプリを登録する際にソースコードをスキャンします。TapjoyはAppleから文章化された声明でこれらの変更を見つける事ができませんでした。この機能はすべてアプリはユーザの[広告追跡]設定を尊重すべきである事を確認する為に追加されたと思います。

明らかなのは、Tapjoyは既にユーザの[広告追跡]設定を尊重しており、これによる変更はありません。Apple自動スキャンの最近の変更は特定の機能名とイベント名を特定のシーケンスでスキャンしているようです。各機能やイベントのネーミングによる組み合わせで発生する不適切な混乱を避ける為、われわれは[広告追跡]設定を確認する機能の名称を変更しました。

2. Android

Google Advertising IDとは?

2014年8月1日からGoogle Playに新規アプリ登録とアプリ更新時にGoogle Advertising ID(GAID)を使用する必要があります。GAIDはプライバシー保護ように作られており、ユーザターゲティング広告が可能になりますが、ユーザはこの機能をOffにする事が可能です。GoogleポリシーとGAIDの詳細関してはGoogleのGoogle Playデベロッパープログラムポリシーでご確認頂けます。

端末固有IDの使用を中止できますか?

SDK10.1.1以降から仮想通貨の自社管理を利用する場合の端末固有IDの使用を中止できます。下記フラグをTapjoy Connect Call時に追加します。:

Android Native: connectFlags.put(TapjoyConnectFlag.DISABLE_PERSISTENT_IDS, “true”);
Unity: connectFlags.Add(“disable_persistent_ids”, true);
Adobe Air: connectFlags["disable_persistent_ids"] = true;

AndroidのConnectグラグの詳細については Java SDK Reference をご参照ください。

注意: このフラグは仮想通貨の自社管理を利用する場合のみご使用ください。Tapjoy管理の場合は仮想通貨をすべて失う場合があります。

端末デバイスIDの利用の明確な同意を取得するする方法がありますか?

端末デバイスIDのGoogleポリシー変更により、開発者様は端末固有IDをTapjoy管理の仮想通貨の為に利用する場合、その利用目的をユーザ様に明確に説明したい場合があります。この為にTapjoyは専用のPermissionを作成し、ユーザ様がアプリをインストールする時に端末固有IDのどのように、どんな目的でTapjoyに収集されているかを説明できるようにしました。このPermissionの詳細に関してはGoogleドキュメントをご参照ください。
下記PermissionをプロジェクトのAndroidManifest.xmlファイルのmanifestタグに追加します。
注意: Androidの保護レベルは“dangerous”に指定する必要があります。これはGoogleの規定に従った設定方法です

android:name="com.tapjoy.TAPJOY_VC_PERMISSION"
android:label="Device ID"
android:description="Associates Device IDs for the purpose of virtual currency management. This is NOT used for any advertising, analytics, or targeting purposes."
android:protectionLevel="dangerous"/>
android:name="com.tapjoy.TAPJOY_VC_PERMISSION" />