メディエーションを使ってTapjoy動画を使いつつ、Tapjoyのもつ他の機能(オファーウォールなど)を使う事も可能です。
多くの場合、Tapjoyフレームワークをクラスにインポートでき、Tapjoy APIに直接アクセスできるようになります。その後、通常の実装手順に従ってオファーウォールを含むプレイスメントをロードし、表示できます。
いくつかのメディエーション パートナーはTapjoy SDKをアダプタの中に含むようにしており、Tapjoy APIに直接アクセスできなくなっています。こうした場合は下記の手順を行えばオファーウォールを使えるようになります。また、ネットワーク別の実装を行う場合の注意点がいくつかあります。
メディエーションパートナーのSDKはTapjoy SDKを初期化しない場合があります
Tapjoyがメディエーションパートナーのダッシュボードのウォーターフォールで下位にいたりOffになっていると、メディエーションSDKはTapjoy connectを呼ばない場合があります。Tapjoy機能を使う前に、Tapjoy SDKのconnect処理が終了しているかを確認するようにして下さい。これは、Tapjoy.isConnected で確認できます。connect処理が行われない場合は、connectを自身のコードで呼び出すようにして下さい。
パブリッシャー User ID はメディエーション SDKに設定する値とTapjoy SDKのconnect後に設定する値と同じものを設定するようにして下さい。自社管理仮想通貨を使う場合だけでなく、Tapjoy管理仮想通貨を使う場合でも、User IDを設定する場合は双方に同じUser IDを設定する必要があります。
Digital TurbineのダッシュボードにはHybrid Interstitial Controls設定があります。この値は Tapjoy インタースティシャルを正しく動かすには OFF にしておく必要があります。この値が ON になると、インタースティシャルにTapjoyが使われなくなります。
アプリをUnity出開発する場合、Tapjoy SDKのAPIにUnityコードからアクセスするためには追加の手順が必要になります。
ご利用のメディエーションパートナーの手順に従って、メディエーションSDKとTapjoy用のアダプターを設定します。(これにより、各プラットフォームのネイティブ環境用のTapjoy SDKが組み込まれます)
Tapjoy SDK APIにUnityからアクセスするには、Tapjoy Unity Plugin に含まれる、各プラットフォームネイティブSDKへのブリッジングコードを使用する必要があります。
Tapjoy Unity Plugin は外部の依存性管理ツールを利用してTapjoy iOS SDKのコピーをインストールし、また Tapjoy Android SDKを含んでいます。メディエーションSDKおよびTapjoyアダプタの組み込みですでにTapjoy SDKが含まれているため、これらを再度取り込まないようにする必要があります。
Tapjoy Unity Plugin をインポートとして選択します (Assets > Import Package > Custom Package)
SDK v12.8.0 をご使用の場合 tapjoyconnectlibrary.jar
のチェックを外します。
SDK v12.8.0 をご使用の場合 /Assets/Tapjoy/Editor
の TJPluginDependencies
ファイルを削除します。
SDK v12.8.1 以降をご使用の場合 /Assets/Tapjoy/Editor
の TJPluginDependencies
ファイルを以下のように修正します:
<dependencies>
<androidPackages>
<repositories>
<repository>https://sdk.tapjoy.com</repository>
</repositories>
<androidPackage spec="com.tapjoy:tapjoy-android-unitybridge:12.8.1@aar"/>
</androidPackages>
</dependencies>
この変更によりTapjoyがCocoapodsからTapjoy SDKをダウンロードしないようになります。また、これによりTapjoy AndroidのブリッジコードのみをMavenから取得するようになり、SDK全体は取得しません。ご利用になるメディエーションがTapjoy SDKのコピーを取得するため、この変更によって複数のSDKがコピーされる事態を防止します。
Tapjoy SDK 12.8.0 より昔のSDKを使用している場合、外部の依存性管理ツールを使用していないため手順が多少異なります。古いバージョンではTapjoy Unity Plugin にiOSとAndroid SDKの双方が含まれています。
Tapjoy Unity Plugin をインポートとして選択します (Assets > Import Package > Custom Package)
インポートリストの tapjoyconnectlibrary.jar
および Tapjoy.framework
のチェックを外します。