Native to Earn

1. 概要

"Native to Earn" (N2E) は既存のインターフェースと融合する形で表示されるインタラクティブなボタンです。ユーザがこのボタンを押すと、 Tapjoy のマネタイズコンテンツ(動画、オファーウォールまたはインタースティシャル)に誘導されます。Tapjoy プレイスメントをアプリケーションで呼び出すように設定すれば、Tapjoyダッシュボードからいつでも(アプリケーションを再度AppStoreに提出する事なく)こうしたネイティブUIのように見えるボタンを設定できるようになります。

2. Native to Earn コンテンツを作成する

  1. Tapjoy ダッシュボードで "マネタイズ" をクリックし、"新規コンテンツ" をクリックします。"Native to Earn" を選択します。
  2. ユーザを誘導する広告種別(動画、オファーウォール又はインタースティシャル) を選択します。
  3. 他のTapjoyコンテンツを作成するのと合用に表示されたフォームに記入します
  4. ボタン画像とガイド画像をアップロードします。ガイド画像はボタン画像の位置を調整する約に立つ全画面の画像です。
  5. ボタン配置の基準となるアンカーポイントを選択します。その後、必要があればX軸、Y軸を調整します。下記の例では(中心、下部)の位置となりますう。アプリが縦画面、横画面 双方に対応している場合は、それぞれについてこの作業を行う必要があります。
  6. ボタンサイズの "自動リサイズ" か "固定サイズ" かを選択します。
  7. 表示時間の上限を設定する事もできます。設定した時間経過後は、ボタンは非表示になります。(注: "制限無" を指定した場合に、ユーザーがバックボタンやキャンセルの意味のあるアプリボタンを押した場合などにN2Eボタンを削除する方法に関してはFAQを参照して下さい)
  8. "端末毎のプレビュー" ボタンを押すと新しいウィンドウが開き、様々な解像度でボタンがどのように表示されるかプレビューができます。
  9. Fin他のTapjoy コンテンツ カードに設定するのと同様なコンテンツ設定を行い、設定を終了します: ボタンを押して表示する広告からプレイヤーが得られる仮想通貨を設定します。また、この Native to Earn コンテンツを表示したいプレイスメントを選択します。
  10. ターゲットユーザーセグメント、スケジュール、頻度等を設定したい場合は、 "詳細設定" をクリックします。
  11. 作成したNative to Earn ボタンを実際の端末で確認し、正常に動作するかを確かめます。テストを行う間は、実際のユーザがテストコンテンツを見る事の無いように留意下さい。コンテンツ作成/編集画面の"テストデバイスのみ" チェックボックスを入れTapjoyダッシュボードでテスト端末を登録する事で、そのように設定ができます。

3. Native to Earn のための追加コード

Native to Earn のボタンがダッシュボードで設定した時間後に消える動作で問題が無い場合は、アプリが Native to Earn をサポートするためのコードの追加は必要ありません。"制限無" を選択した場合は、ユーザーが動画を観ずに戻るボタンを押した時にN2Eボタンを削除する方法についてFAQを参照して下さい。

SDK からのコールバックなどのタイミングに合わせてNative to Earnのボタンを非表示にしたい場合は、dismissContent メソッドを使用します。このメソッドの使用法の詳細は、iOS、Android、Unity および AIE の SDK リファレンスを参照して下さい。

4. 注記

  • 他の Tapjoy コンテンツと異なり、Native to Earn ボタンはアプリの画面全体には表示されません。アプリのボタン以外の場所はクリック可能なままです。このため、Native to Earn ボタンは"ネイティブ" のボタンと見た目も動作もにたように振る舞います。
  • 他の Tapjoy コンテンツで設定可能な "閉じるボタン" オプション、および "本日非表示" オプションは、Native to Earn ボタンでは設定できません。
  • Native to Earn ボタンではユーザを任意のURLに誘導したり、アプリ内のディープリンクに誘導する事はできません。アナウンスメント コンテンツカードをお使いください。

5. FAQ

Native to Earn button で "Earn ($) for Free" バナーを作るにはどうすれば良いですか?

まず、標準的な画面の横幅にフィットするボタンを作成します:

Android: 1920 * 1080 (landscape) / 1080 * 1920 (portrait)
iOS: 1334 * 750 (landscape) / 750 * 1334 (portrait)

また、正確に配置をするためにこのボタン/バナーが表示される場所の画面を”ガイドイメージ” として作成しておきます。

  1. 上記の手順に従い、Native to Earn コンテンツカードを作成します。
  2. 手順の中で、ボタン画像をアップロードします:
  3. ガイドイメージ もアップロードします。
  4. ボタンのアンカーポイントと座標を設定します:
  5. ボタンサイズのオプションで、"自動リサイズ" を選択します。
  6. 設定をプレビューします。

ユーザーが動画を観ずに"戻る"ボタンをクリックした時に、Native to Earn ボタンを削除するには?

上記にあるように、N2Eコンテンツを実装する際にN2Eのボタンを消す方法には二種類あります。ボタンが消えるまでの時間を設定する方法と、制限無しにする方法です。"制限無"の方法でユーザーがボタンをクリックしなかった場合、ユーザーがバックボタンを押してもN2Eボタンは画面上に残り続けます。ボタンを削除するためには、スタティックメソッドのdismissContentを呼ぶ必要があります。次に示すのはiOSでの例です.

- (void)backToMenu
{
  if( appDelegate.soundOn == 1 )
  [appDelegate.buttonClickedSound play];
  [appDelegate.navController popViewControllerAnimated:true];
  
  // Native to Earn 用の追加処理
  [TJPlacement dismissContent];
}

実装する場合、dismissContent メソッドはメイン スレッドで実行される必要があります。