Tapjoyにどのような情報が送信されますか?

Tapjoy ユーザーは、Tapjoyが何を収集し、何を収集しないかを英語の平文で述べている プライバシー方針 ページをご参照ください。下記の情報はソフトウェア技術者に Tapjoy SDKがどのようにTapjoyサーバーと通信を行っているかについて解説することを意図したものです。

Tapjoy SDK12.8.1 を実装してご利用頂いた場合、広告主、アプリ開発者のどちらの場合でも下記情報がTapjoy サーバに送信されます (Updated May 2021).

アプリ開発者によりSDKを通して送られるパラメータ (iOS および Android 共通)

  • app_id – パートナーのアプリに対する Tapjoy 内部管理用の識別子
  • publisher_user_id – パブリッシャーが管理するアプリ内のユーザID
  • user_level – アプリ/ゲームにおけるユーザレベル (Tapjoy SDKの setUserLevel API にて設定されたもの)
  • friend_count – アプリを実行するユーザの友達数 (Tapjoy SDKの setUserFriendCount API にて設定されたもの)
  • uv1-uv5 – ユーザのカスタムコホート変数 (Tapjoy SDKの setUserCohortVariable API にて設定されたもの)
  • tags – ユーザのカスタムタグ (Tapjoy SDKの setUserTags API にて設定されたもの)
  • pushOptout – ユーザー設定 (Tapjoy SDKの setPushNotificationDisabled API にて設定されたもの)
  • events – アナリティクス用のカスタムイベント情報

アプリ内課金(In App Purchase) のパラメータ (アプリ開発者が、ユーザーのアプリ内課金についてAPIを利用してSDKに通知した場合にのみ送信されます)

  • purchase_currency – アプリ内課金で使用された通貨
  • purchase_total_count – アプリ内課金の総課金回数
  • purchase_total_price – アプリ内課金の総課金額
  • purchase_last_price – 最後に実行されたアプリ内課金の金額
  • purchase_last_at – 最後に実行されたアプリ内課金のタイムスタンプ

Tapjoy SDKが自動収集する情報

ユーザ情報 (iOS および Android 共通)

  • country_code – 国コード
  • language_code – 言語コード
  • connection_type – 接続タイプ(例: wifi)
  • connection_subtype – モバイル接続利用時のサブタイプ(例: CDMA など)

モバイルネットワーク情報 (iOS および Android 共通)

  • display_multiplier – 仮想通貨表示倍率(アプリ開発者が付与される仮想通貨量を増やす場合)
  • carrier_name – 携帯電話事業者名称 (例: AT&T)
  • carrier_country_code – 携帯電話事業者のISO国コード
  • mobile_country_code – 携帯電話事業者のMobile Country Code (MCC)
  • mobile_network_code – ユーザーの携帯電話事業者のMobile Network Code (MNC)
  • country_sim – SIM 提供者の国コードに対応するISO国コード

デバイス関連情報 (iOS および Android 共通)

  • device_type – デバイスの種別 (例: 携帯電話、タブレット)。
  • os_version – デバイスの OSのバージョン
  • platform -デバイスのプラットフォーム (例: Android)
  • device_name – デバイスのモデル (ユーザーがデバイスに付ける名前ではなく、デバイスのモデル名。例: iPhone6, GalaxyS9, SM-G975F 等)
  • volume - デバイスの音量
  • brightness - デバイスの現在の明るさ
  • theme - デバイスの現在のテーマ("light" / "dark")
  • avail_disk - 使用可能なディスクサイズ(MB)
  • total_disk - ディスクの捜要領(MB)

アナリティクス用パラメータ (iOS および Android 共通)

  • analytics_id – アナリティクス用のTapjoy 内部ID
  • session_total_count – ユーザーが実行したセッションの総回数
  • session_total_length – セッションの総時間(分)
  • session_last_at – 最後のセッションのタイムスタンプ
  • session_last_length – 最後のセッションの長さ
  • fq7 – ユーザーの訪問頻度 (過去 7日間)
  • fq30 – ユーザーの訪問頻度 (過去 30日間)
  • pushes.received – プッシュ通知の受信
  • pushes.clicked – プッシュ通知の開封
  • analytics_api_key – 5rocks アナリティクスの API key

その他のパラメータ (iOS および Android 共通)

  • ad_tracking_enabled – "追跡型広告の制限"の可否
  • adapter_version – メディエーションアダプタのバージョン (アプリがメディエーション広告を利用する場合)
  • mediation_agent – メディエーションアダプタがSDKを利用する場合、メディエーションパートナーの識別
  • mediation_id – パブリッシャーがメディエーションIDを利用する場合、その値
  • advertising_id – デバイスの広告ID [IDFA (iOS) // Google Advertising ID (Android)] *IDFA は iOS 14.5+ では、許可が与えられない場合は収集しない。
  • app_version – パートナーのアプリのバージョン番号
  • store_view – アプリ内ストア表示の可否
  • library_version – Tapjoy SDK のバージョン
  • library_revision – Tajoy 内部でのSDKバージョン付け用の参照コード (Tapjoy SDK の最後のコミットの git sha)
  • bridge_version – SDKで利用されるJavascriptライブラリのバージョン
  • plugin – Tapjoy SDK Pluginを利用している場合、 Plugin名称 (Unity, Airなど。利用されてない場合は"native")
  • sdk_type – Tapjoy SDKタイプ (SDK 9.1以上では "events")
  • install_id – Tapjoy内部で利用するアプリを特定するID
  • session_id – セッションID (アプリ起動、再開、および長期の行動の間に生成するグローバルに一意なID)
  • timestamp – Tapjoy Connect Call および以降のリクエスト発生時のタイムスタンプ(秒)
  • verifier – 不正アクセスを防ぐためのリクエストの署名として利用する、Tapjoyが生成したハッシュ値
  • tjdebug – Tapjoyログの出力可否
  • event_preload – 実行されたイベントがプリロードされたものであったか否かを示す
  • app_group_id – Tapjoy内部で利用するこのアプリが属するグループ(パブリッシャーがダッシュボードでiOS版、Android版をグループ化した)のID。
  • managed_device_id – デバイスの、Tapjoy内部で利用するID。このTapjoy内部IDは様々なバージョンのTapjoy SDKやベンダーのSDKから送られてくる様々な種別のシグナルを一つに統合するために利用されます。SDKはこの値を生成しませんが、別の通信でサーバーから値が送信されてきた場合にその値をサーバー通信時に送信します。この値はデバイスから取得される値ではありません。
  • pkg_id – アプリのプラットフォームでのID – BundleIdentifier (iOS) または Package ID (Android)
  • pkg_ver – アプリのプラットフォームでのパッケージ バージョン (CFBundleShortVersionString (iOS) または Package Version Name (Android))
  • pkg_rev – アプリのプラットフォームでのパッケージバージョン追跡用の値 (CFBundleVersion (iOS) または Package Version Code (Android))
  • display_d – デバイスの画面の密度 (dpi)
  • display_w – デバイスの画面の幅
  • display_h – デバイスの画面の高さ
  • timezone – ユーザーのタイムゾーン
  • system_placement – このイベントがデフォルト システム プレイスメント (デフォルト イベント) によって生成されたものか、パブリッシャーが指定したイベントによるものか
  • event_name – リクエストをするイベント名 (パブリッシャーがダッシュボードにて名付けたもの)
  • auction_id: プログラマティック メディエーション のオークションのリクエストである場合、オークションのID
  • auction_ext_data: プログラマティック メディエーション のオークションのリクエストである場合、オークションに関連したメタデータ
  • below_consent_age – ユーザーが、対応する法律(GDPR (13-16)、 COPPA (13)、 CCPA (16)等)の下で同意可能な最小年齢未満である。Tapjoy SDK の TJPrivacyPolicy setBelowConsentAge API で指定する内容。
  • us_privacy – IAB フレームワークに基づく同意文字列を、Tapjoy SDKのTJPrivacyPolicy setUSPrivacy API で指定した値。
  • gdpr – ユーザーがGDPR対象の地域にいるかを示す、(パブリッシャーが指定した)Tapjoy SDK の TJPrivacyPolicy setSubjectToGDPR APIで指定する真偽値
  • cgdpr – "0″ (ユーザーが同意していない)、 "1″ (ユーザーが同意した)、または IAB の Transparency and Consent Framework に基づく同意値。Tapjoy SDK TJPrivacyPolicy setUserConsent APIで指定する値。パブリッシャーが cgdpr値を"gdpr=true"のみにした場合、TapjoyサーバーはIPアドレスに基づきユーザーがGDPR対象であるかを推測します。
  • omidpv - OMSDK バージョン

明示的に送信はされないものの、Tapjoyサーバーが間接的に知るパラメータおよび情報

  • IP Address – SDKが明示的に送る値ではありませんが、デバイスとTapjoyサーバーの通信によりTapjoyサーバーがデバイスのIPアドレスを取得します。
  • user_agent – モバイル ブラウザの種別、バージョン、OS
  • 特定の広告を対象とする/対象から外す ためのデバイスIDのリスト
  • 表示した広告
  • クリックした広告
  • 広告のカテゴリ (例: ゲーム)
  • 広告の種別 (例: 動画)
  • 広告在庫の取得元 (例: オファーウォール)
  • 広告への反応 (例: 視聴完了、クリックして広告主のサイトへ移動)
  • Tapjoy によるインストール履歴
  • ユーザーのリジェクト フラグ(IDFA/GAAID ベース)、および (場合により) その理由 (例: TPAT 側でのブラックリスト化、クリック-インストール時間が許容時間未満)
  • 全ネットワークでの全インストール (MMP 経由)
  • 全ネットワークでのすべてのアプリ起動 (MMP 経由)

iOSのみのパラメータ

  • data_ver – アプリの使用しているデータのバージョン (Tapjoy SDK の setAppDataVersion APIによって指定する値)
  • store – アプリが関連付けられているアプリストア名称
  • vendor_id – このデバイスのパブリッシャの identifierForVendor の値
  • atts - the app's AppTrackingTransparency status
  • pub_build_ver - the iOS version used to build the app
  • skadnhsh – SKAdNetwork 用に使用
  • skadnetids - SKAdNetwork 用に使用
  • kb_lang - デバイスのキーボードの現在の言語

Androidのみのパラメータ

  • android_id – パブリッシャーが opt-in した場合にのみ送られる、デバイスの Android ID。SDK 12.2.1より、Tapjoy SDK は 広告IDが利用できない場合においても Android ID を広告目的では送信しません。パブリッシャーがこの値を受信した場合は、SDKの呼びだし時に明示的にopt-inする必要があります。 詳細に関しては 12.2.1 の Android リリースノートを参照して下さい。
  • mac_address – SDK 12.9.0 以降、このオプションは削除され、またSDKからMAC アドレスは取得できなくなりました。 SDK 12.2.1 - 12.8.1 においては、Tapjoy SDK は 広告IDが利用できない場合でも MACアドレスを送信しなくなりました。パブリッシャーがこのIDを利用したい場合、パブリッシャーは明示的にSDKを呼び出してopt-in し、ACCESS_WIFI_STATE パーミッションを追加する必要があります。
  • device_gps_version – デバイスの Google Play Services バージョン (Android)
  • device_manufacturer – デバイスの製造元 (例: samsung)
  • screen_density – デバイスの画面の密度 (dpi)
  • screen_layout_size – デバイスの画面のレイアウト比率
  • store_name – 利用しているアプリストア名
  • packaged_gps_version – アプリの Google Play Services バージョン (Android)
  • pkg_data_version – アプリの使用しているデータのバージョン(Tapjoy SDK の setAppDataVersion APIによって指定する値)
  • pkg_sign – (Androidのみ) アプリのPackageサイン
  • installer – (Androidのみ) referrerおよび installer はパブリッシャーがGoogle Play Storeアカウントで設定したパラメータを通してキャンペーンの効果を計れるようになります
  • referrer – (Androidのみ) referrerおよび installer はパブリッシャーがGoogle Play Storeアカウントで設定したパラメータを通してキャンペーンの効果を計れるようになります